トレーダーは商売人であれ

トレーダーというのはつくづく商売人であると思う。いや、商売人でなくてはならないと思う。むしろ、私はトレーダーというよりは商売人でありたい。

感覚的には商人と商売人で少しニュアンスが異なる。最もしっくりくる説明が以下のブログかな。

俺が『俺の』背中を押すブログ “商人”と“商売人”の違い

商人のほうが無理をしなくても自然に儲かることを目指す。既に需要がクリアで、それに供給をしようとする人。商売人は、儲けることを考える。需要が発生しそうなところに供給を準備する。嗅覚を働かせる。

マーケットはゼロサムゲームなので売買して儲けを出すことはけっこう難しい。しかし、規定のルールのもとでマーケットには必ずと言っていいほど価格の歪みが生じている。それは現実世界との接点であったり、人間行動の特に習慣的なものであったり。

商売人はその歪みを見つけなければならない。商人はその歪みを元に商いを行う。ということは、システムトレーダーに置き換えると、開発者は商売人であり、システムそのものは商人であるという考え方。優秀なシステムトレーダーは商人を何人も生むことができる。と考えると、夢が膨らんできませんか。

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