見かけの相関とは、二つのグループについて数学的に関連性があるものの、論理的には何の関連性もないことをいいます。例えば、アイスクリームの売り上げとミニスカートには逆相関の関係があり、アイスクリームが売れれば売れるほど、スカートが短くなる傾向にあるとのことです。しかし、本質的には、第三の変数が介在してそれらを説明することになります。この場合だと、気温が上がるからアイスクリームの売上が伸び、気温が上がり暑いのでスカート丈が短くなるという構造に分解されます。
システム作成の際にデータをいじくっていると、すごい発見をすることがたまにあります。「阪神が優勝をした年は、●●株が強い。」「月の満ち欠けと●●先物は関連性がある」等がその典型例で、このような発見をすることがすごいことのように思えますが、実際は再現性が乏しいのでトレーディングには使えないと断言してもいいかもしれません。
仮にそのような論理的な説明が出来ない事象でも、偶然でトレーディングの勝利に結び付くことが統計学的にもけっこう頻繁に起こりえます。相場は、勝てば官軍負ければ賊軍の世界ですから、勝っている者に対しては何も言えません。変な理論に対してオカルト的な信者が増えることもあるのはこういった経緯があります。







曜日効果にアノマリーが出るというのは週末要因ということでそれなりに分かるのですが、月次効果(
アメリカ株が11月~翌年4月が強かったり、日本株が月末~月初めに強くなる)では何か要因があるのでしょうか?
10年ほどシステムトレードをおり、たまたまなのか何かしらの帰結の結果起こっているのか分からなくなることが今でも時々あります。
よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございました。
一般的にですが、米国では投資信託の税金対策のため10月の決算時期に株が売られることが多いようです。その後、続いて個人の税金対策としての1月効果と税金還付のための資金が3~4月に米株式市場に流入するということで説明できるかもしれません。日本株が月末~月初めに強くなる原因はよくわかりませんが、お化粧買いの一端でしょうか。
日経平均株価の年間推移(シンプル化)
どうもありがとうございました