ニューヨークの金先物価格が1400ドルを超えてきています。金は、過去に金本位制度が導入されていたことから通貨制度と深い関わりがあり、特にインフレ動向に深く結び付いています。金価格が上昇するとインフレ懸念が強まり、下落するとその逆となります。つまり、現在の状況は世界的なインフレが懸念されているというわけですが、同時に不安定な中東情勢などの地政学的なリスクが高まったことで安全資産への逃避がなされているということも背景にあります。
金価格が下落を始めると、続いて株式が上がり始めるというマーケットの相互関係の理論があるわけですが、現在は金融相場である兆しが見えることから、商品価格と株式が同時にじわじわと上昇してきているのが最近の状況です。
金の現物価格はロンドン市場が中心となりますが、先行きの指標となりやすいものはニューヨークの金先物価格となります。取引価格は1トロイオンス(31.1035グラム)という貴金属特有の単位を用い、オンス(28.349523125グラム)とは微妙に異なります。
| NY金先物価格早見表 | |
| 直近取引価格 | 約$1,400 |
| 倍率 | 100 |
| 取引単位 | ドル/トロイオンス |
| 最小値幅 | $0.1 |
| 総額 | 約$140,000 |
| 円換算(82円) | 1,148万円 |
| 1グラム当たり | ¥3,691 |
| 東工取金価格 | 約3,700円 |
| 参考:2011年2月後半 | |
レギュラーセッションは、8:20-13:30(米国東部時間)となり債券先物と同時刻で始まりますが、基本的にはほぼ24時間取引です。2001年頃に300ドル程度だった金価格が1400ドルを超えてしまったというのは驚きです。Commitments of Traders(過去記事)によると、投機筋は一貫してロングポジション超過の状態が続いています。






コメントを残す