東証のアクセスネットワークの総称をarrownetと呼びますが、来年の第1四半期に新サービスを提供するとの報道がありました。概要をかいつまんで説明すると、接続回線の帯域を拡大し、1Gbps回線とします。また、ユーザーは複数サービスを一本の回線で利用可能となり、他機関との通信も可能となります。その回線も国内だけにとどまらず海外とのコネクションにも使われるとのことでした。
つまりは、より利便性が増すということなのですが、その前に大証との統合案や、統合案とは別に政府による総合取引所構想が浮上していることなど、取引所を取り巻く環境は激しく変化していくようです。韓国では既に取引所が統合化されており、結論としては成功だとみなされています。このモデルを踏襲するのか、或いは全く別の形で統合を目指すのかが注目されます。ただ、現状のままである可能性も否定できません。
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