昨日の日経夕刊(9/29)山口大学経済学部教授の城下氏のコラムにて、資金枯渇リスクについての記事が掲載されていました。通常、生命保険というのは早く死ぬというリスクを減らすための保険なのですが、資金枯渇リスクというのは逆に長生きをすることで資産面でのリスクとなりうるということです。いわゆるLongevity Riskというもので、資産構築期が過ぎた後に生活費が足りなくなるといったリスクを意味します。
これを補填するものが年金であるわけですが、年金のみだと有意義な老後を過ごすには少し足りないのが実情です。ただ、有意義な老後を過ごすにはいくら必要か、といったことが議論されますが、人によって異なることから具体的な数字まで確定するのは難しいように思います。
老後のビジネスとしてトレーディングは最適なように思えますが、この記事によると、なんと71歳以上の3人に1人が認知能力の低下により金融上の判断が鈍るのだそうです。ということは、老後は悠々自適にトレーディングをして生計をつなぐというのも、今考えている以上に難しいものになるということは覚悟しておきましょう。
ここで抑えるべき大事なことは、Longevity Riskというものが存在するということでその準備を怠らないこと、そして年齢による衰えを軽視してはいけないということです。








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