【マーケット解説】米国の年間インフレ率が加速

2021年7月14日(水曜)寄稿 ⇒本稿の賞味期限は7月16日 13:00までです。

■伝統的金融市場の最大の関心事はテーパリング議論
■暗号資産業界の最大の関心事は規制、価格ピーク

欧州株が冴えない動きの中、米国株は崩れた。米国10年債利回りが1.42%まで上昇し、やや警戒感が高まる。米国の年間インフレ率は、5月の5%から6月には5.4%に加速し、2008年8月以来の高水準を記録した。ドイツの株価指数DAXは最高値更新、上抜けを目指す展開となっている。ドル指数は上昇し、ユーロやポンドは下落基調となった。

ゴールドなど下げ幅は小さいものの貴金属は軒並み振るわない様子だった。原油は75ドル台まで回復。暗号資産は起爆剤となるニュースもなくズルズルと後退している。今晩行われる議会証言では、米FRB議長パウエル氏に対し、CPIに関する質問が出る可能性もあり、その回答に注目が集まる。

【トレード妙味のある銘柄】
NY原油
DAX


【マーケット解説について知ってもらいたいこと】
・プロトレーダーに焦点を当てた市況の解説
・金融市場を俯瞰しての暗号資産のポジショニング

提供する内容はこの2点で、以下のポイントを考慮して下さい。
これは自分自身で考えないといけません。

①材料が一過性のものなのか
②価格へのインパクトが継続するものなのか

当コンテンツの差異性:金融市場を俯瞰して暗号資産の市況解説をする
差異性とは他の市場解説やマーケット市況と当コンテンツとの違いになります。

※トレーダーは何をトレードしてもよいので、ホットかつ妙味のある商品を対象としてもよいし、暗号資産に妙味がなければ無視をしてもよい。

トレーダーとしての心構え

・「物事が起こってからの解説」は知るだけでよい。予測の力量はトレードの成績に直結しない
・「今、目の前で起きている」マーケットの動きは説明できない
・方向性がわからなくても儲けることは可能
・アナリスト/ストラテジストが「上がる」との説明に対して、戻りや調整局面の利用が可能
・初動は孤独であり、しかし大波には乗るべし

トレーダーは市場原理を知らなくても勝てる人は勝てる。トレードに直結しないマーケット解説や市場分析のみのレポートと当コンテンツとは趣旨が異なるはずですが、表面的には一般的な市況と変わらないのはやむなしと存じます。

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