「予想が当たる」というのは気持ちいいものであり、特に、専門家の立場としてズバリ言い当てたとなるとますますいい気になっちゃいますよね。流石あの人は鋭い眼力だと言われ鼻高々となるわけです。
例えば、日本のバブル崩壊を当てる、米国住宅バブルを言い当てる、原油相場高騰を言い当てるなど、いつの時代もヒーローとなる人が出現します。これは言わば必然のことであり、からくりとしては多くの人が色々な発言をしているのでたまたま当たった人が称賛されるというわけです。特に、その当時に現実離れした発言をしていたことであれば尚更でしょう。
マーケットをエントリーした後にバブル崩壊しようが歴史的なリバーサルが怒ろうが、落ちたナイフをつかもうが、災害だろうがセリングクライマックスだろうが、勝てる可能性が高いと判断した場合のみエントリー&エグジットを繰り返し、予想は決してしないのが、プロフェッショナルなシステムトレーダーです。
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