システムトレードの収益源泉とマーケットの効率性

システムトレードの最もシンプルなモデルは、過去の相場データを検証し、将来に最も利益がでそうだという取引パターンをそのまま実行していくというものです。これは、自信があるないにかかわらずトレードを行うことができる、という感情抑制の効果と今日は面倒だ、或いは忙しいといった生活習慣に毒されることなく単調にトレードを行うことができるといった継続性の効果が得られるのが特徴です。そして、その特徴を利用して利益を重ねるのがシステムトレードの収益源泉です。そういう意味では、世の天才トレーダーには勝率や資金効率といった面でパフォーマンスが及ばないというトレード手法かもしれません。
この場合、マーケットは非効率であればあるほど収益獲得のチャンスは生まれます。そもそもマーケットは効率的か非効率的かという論議がありますが、私は非効率的だと考えています。なぜなら・・マーケットは人間が作っているわけですから、相場心理というものが必ず影響するからです。学者は、マーケットは効率的だという主張をよくしますが、このことは現実的ではないと思っています。やはりいつの時代も、市場心理に同調してトレーディングを行う輩はいるわけですし、業界構造の問題で機関投資家等はマニュアルに則した発注しかできないようになっているわけです。熱くなれば勝負するトレーダーもいることでしょう。余談ですが、我々の経済を主体とした社会も非効率的です。効率的であるならば、お金が道端に落ちているはずがありませんので。
過去の相場データを検証し、誰にも気づかれていない不整合な部分を模索してそれを用いて利益を上げる。言葉では簡単ですがこれがかなり難しいものです。たった一つでいいから他者に有利に立てるような何か、それを見つけることができれば長期で絶対に勝っていけます
 

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