【私の本棚】ザ・クオンツを読んで

ザ・クオンツ 世界経済を破壊した天才たちを読みました。題名のようにクオンツに照準を当てたというよりは、米国の金融工学のすう勢を2000年代辺りからリーマンショックを含むところまでの出来事を描写しています。ノンフィクションであるところも嬉しいところで、登場人物の心情も描かれてあり、業界を一本筋を通して理解するには最適な書物です。

いわゆるクオンツのモデルは崩壊する運命にあるとのことで、この時代の縮図がシステムトレードにも規模は違えど当てはまります。原書が書かれたのは2010年でリーマン・ショックが沈静化し、ただ株価に対しては大変消極的な時期でした。その後のマーケット環境を心に刻むのにもよい良書です。

Print Friendly, PDF & Email

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

当サイトは、システムトレードに関する専門的な知識、技術、経験を皆様と共有することで、真剣なトレーダーの方々にインスピレーション(アイデアの源泉)の供給をいたします。トレーダーの競争力強化に焦点をあて、トレーディングシステムの構築を目的としてその普及に貢献します。 詳細は「概要とサービス内容」をご覧下さい。 ご要望はこちらで承ります。