サラリーマンの平均小遣いとトレーディングについて、その制度の活用を考えてみたいと思います。2010年のサラリーマンの小遣いの平均は40,600円なのだそうです。お小遣い制に関しては金額のことやら守備範囲やらで、賛否両論があるようですが、目的というのは家計の管理ということに尽きると思われます。このお小遣い制をトレーディングにうまく利用してみます。
まず、投資に対するお小遣い制ですが確定損益や値洗い損益等の売買損益を考慮しません。これはたまたまお金が動くだけの経済行為であるだけですから、お小遣いの増減には関連しないという認識です。投資も、ゴルフや釣り等の趣味にお金をかけることや飲みに行くことと同じと考えてみます。そうなると、必然的にお小遣いの対象は取引手数料のみであることに絞られます。
お小遣い制のメリットは、浪費を防ぐことです。トレーディングをお小遣い制にすることによって、売買過剰を防ぎコスト流出を防ぐのが狙いです。以前にも書きましたが、相場で勝てない人は、ほとんどの場合がトレードのやり過ぎですので、コストコントロールという意味でお小遣い制を導入するのも一案です。売買損益は別勘定ですので、損をしてもお小遣いには響きません(?)ので安心して下さい。
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