なぜ損切りが嫌なのか(爽快な損失確定法)

損切りは精神的なショックを受けるとありますが、そもそもなぜ損切りが嫌なのか?その原因を二つ挙げてその対処法を考えてみました。

1.損失を確定するのが嫌だから

損失を被ることは誰だって嫌なものです。しかしながら、トレーディングを継続する過程で損をしないはずはありません。まず、考え方を変えることから始めてみましょう。商売をするためには、仕入れをしなくては物が売れません。その仕入れにかかる費用はトレーディングで示すところの損失(もしくは推定損失)です。まさか仕入れコストゼロの物を売って全て利益にしようと考えていませんか?そのような商売はないとも言えませんが、それでは虫が良すぎます。マーケットでの売買は商売の基本形でもありますので、トレーディングで損失を被るのはむしろ自然なことです。そして、損失を確定するのが嫌だというのは一回毎の取引で勝敗を考えるからです。含み損や含み益がある時点で勝敗は喫しているのも同然ですので、間違ったなと思った時には気持ちよく損失を確定して下さい。含み損を抱えていることの方が嫌ではありませんか?

2.自分の失敗を認めたくないから

トレーディングというものは、野球のバッティングに似ていると仮定してみて下さい。超一流の野球選手でも打率5割の記録を残す選手が見当たらないのと同じように、トレーディングでも連戦連勝は困難です。天才バッターと言われるイチローでも6、7割は失敗しているということは、失敗するという事実を受け止めているとも言えます。失敗は恐れるものではなく克服するものなのです。ですから、このエントリーは失敗したなと思うのであれば気持ちよく損失を確定して下さい。トレーディングを極めたと思っても、それは幻で常に改良が必要なものですので、その失敗から何かを学ぶことにしましょう。成功している人は謙虚です。

一回一回の取引のことを考えるのではなく資産全体を考慮するよう心がけるべきです。本当の失敗とは一体どちらを指すのかをよく考えれば、自ずと答えは出るようになると思います。

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