CBOE(シカゴボードオブオプション)のボラティリティ・インデックス(VIX)はリーマン・ショック時に話題となり、既に全世界の投資家にはお馴染みの指標となっております。これはアメリカの株価指数S&P 500のオプション価格を基に構築されたボラティリティ(値動きの変動)を示す指標で、米国システムトレーダーにも愛用されている指標です。構築方法はプット・コールオプションのインプライドボラティリティを加重平均したものとなり、30を超えると危険水域だと言われています。一般的に相場下落時に値動きが激しくなることから、VIXが上昇するということは値動きが激しいという意味合いで下落相場であると見なされます。
年間の日足終値の高値と安値の推移
2008年度の値動きが最も激しく2010年度まで落ち着いてきていますが、VIXの認知度が高まってきたこともあり、2010年のVIX先物の出来高はかなり大きく膨らみました。
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