確実に負ける方法

マーケットには確実に負ける方法というのが存在します。

絶対に儲かる方法というのはありえませんし、国内法律においても「絶対に儲かる」という前提での勧誘は禁止です。絶対儲かると言ってセールスしている時点で金融オンチだとみなして結構です。私達は、読者の方々も含めてフリーランチはないという前提があることを知識として持っており、当ブログの読者は、それくらい金融リテラシーが高いと見ています。そうでないと、こんなクドいブログを読まないですからね!

まあ、絶対儲かるだろうというタイミングは当然ありますし、確信あるストラテジーで運用しているのは承知しています。儲けられないと考えているのは、学者、評論家、理論家で、トレーダーはまた別人種です。

話は脱線しましたが、確実に負ける方法は以下の2パターンです。

・頻繁に取引をする。

・マーケットに反応的になる。

このパターンの組み合わせは最強で、脱落者の最前線として活躍したい人は実践してみましょう。

頻繁に取引をして負けるのは当然です。マーケットを運営し、場を提供している人たちがいるわけで、その方々に費用をたくさん支払うからです。スプレッドも結局のところはコストであり、コストを毎回支払うから負けるというだけです。マーケットの利益だけを見てコスト感覚がない人は、ここを軽視しがちですが、確実にやられるポイントですので意識しましょう。

マーケットに反応するとは、つまり大衆心理に踊らされるということです。先日もみんな儲けたいという記事で取り上げましたが、みんなと同じことをしていて儲けられるはずはありません。人と違うことをすることで利益が生まれるのですし、大衆心理を利用して波に乗る(トレンドに乗る)ことで儲けられるのです。溺れていては何にもなりません。

頻繁に取引をすることで儲かるのは業者、マーケットに反応的になることで儲かるのは他の参加者です。トレーダーはおもてなしの精神の逆を感じることで上達します。マーケットの声を聞き、うまく行動しましょう。それでは!

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