トレーディングシステムを開発するのにパッションは欠かせません。アイデアの源泉は、マーケットに対するパッションです。お金を儲けたいというのもいいですし、知的ゲームに勝ちたいというのもいいと思います。
常に・・とは言いませんが、日々の合間にマーケットのことを思い浮かべて思考訓練をやってみる。チャートを眺めながら、こういうパターンがいいんじゃないかと想像する。記事やニュースを読みながら、こういうのがいいかもしれないと仮説を立ててみる。そうやって、ヒントを得ていくのです。メモに残すというのもいいでしょう。
あとは、そのアイデアを実際にやってみるのがいいかもしれませんが、その前にシステムトレーダーができることはバックテストです。バックテストができるということは間違いなく他のトレーダーとの差別化につながりますし、バックテストの結果が思わしくない場合はその仮説が間違っていたということが証明できたことでもありますので、むしろ実弾を投入するよりもよかったと考えることができます。バックテストの結果がよくなかった=ラッキーだという考えに行き着けば、もはや熟練のシステムトレーダーでしょう。
仮説→バックテストとシームレスにプロセスを運ぶことができれば言うことはありません。これはスキルが伴いますし、私もまだまだ改良の余地があると思っています。もちろん、仮説部分で発想力を身につけるのも大事ですが、それにはペーパートレードや実売買を行うことも含めて自分事としてトレーディングの一つ一つを解釈することが大事です。トレード日誌をつける、記録をつける理由はその解決の糸口を見つけることで、何かが見つけられればあとは自動化をすればいいだけです。
そんな感じで頑張っていきましょう!
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