2017年9月出版。現時点の「世代間」の理解が深まります。戦後からのバブル世代、失われた20年世代、そして本題の「乾けない世代」
今や残業当然のモーレツサラリーマンは×。煙たがられる存在でもあります。一昔前まではロールモデルだったこのモーレツサラリーマンも空回りする時代になったということでしょう。失われた20年世代も、先輩にならってモーレツを試みますがなぜか結果が見えてこない。急成長時代が終わったことで、今度はその舵取りにも苦労した世代でした。(※失われた20年世代については書かれていません。私の勝手な妄想。)
「乾けない世代」はほとんど全てが揃っていて稼ぐことに重点を置けない世代。そもそも資源があるので、その資源をいかに有効に使うかが肝心です。規模の経済を追求しない世代です。そして、それが今の時代の正解だということに「乾けない世代」以外の世代は気づきましょう。
例えば、前近代のヘッジファンドビジネスを見てみると、運用資産を際限なく集める時代というのは頭打ちです。もう成熟産業です。より快適に、より楽に生きるために何が必要か、何を揃えるべきかを考える時代です。そのためには自己分析が必要で、才能を伸ばすために自分のTOP5の強みを見つけることが重要です。
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