高値で買って、安値で売る。安心して下さい。よくあることです。
自分のポジションを大切に扱っており、感情を持っていれば間違いなくこのような行動を取ります。リスクを考えた場合は、上昇局面で買って下落局面で売ることは何ら間違っていません。
リスクを取る場合、つまり、リスク選好であれば上昇局面で売って下落局面で買います。オーバーシュート気味の時はそこが最もよい売買ポイントになりますが、それはあくまで結果論で、やはりこの逆張り行動はギャンブル的です。
以上が理論的な考えですが、これらの勝率が違うというところが曲者です。2つの問題意識というのがあると思っています。
1、オーバーシュートの判断は誰がどのようにするのか?(人によって判断が異なり、間違うことが多い。)
2、順張り、逆張りで勝率が異なる。
オーバーシュートが発生していないと仮定して、順張りと逆張りでの勝率は順張り>逆張りです。オーバーシュートが発生しているときの勝率は順張り<逆張りです。そして、この定量分析というのが至極困難です。また、保有期間によっても勝率は異なり、その最適解を見つけることも難しいです。
結論が出ればこんな簡単なことはないのですが、その答えが出ないのも相場ということでしょう。ただ言えることとしては、高値で買って、安値で売るというのはよくあることで、高値で売って安値で買うということはうまく行く時もあるが失敗するときの被害は大きいということです。
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