株式はロングバイアスのマーケットです。意味は、買い手に有利で過去から長期にわたって上昇する傾向を持っているということです。日本においては失われた20年?みたいな話もあり、実感が沸かないかもしれませんが、世界の株式市場においてはロングバイアスです。ロングバイアスのマーケットは、上昇は徐々に長い期間にわたって積み上げますが、下落時には早いです。これは、多くの人が買い方向にポジションを持ち、その調整によって下落タイミングが重なるからです。
基本、マーケットというのはロングバイアスにできていますが、少し違うのがFX市場です。FXは通貨ペアの市場となっていますので、ロングバイアスではありません。例えば通貨先物のポジションを見ることができますが、これは短期間におけるポジションの偏りを示しているだけで、国家間の通貨の強弱とバイアスとは少し性格が異なります。FX市場は逆張りが有利、そして日本の個人投資家の得意手法は逆張りなので随分と親和性があると言えるでしょう。
仮想通貨は、今のところはロングバイアス。バイアスが極端過ぎる気もしますが、法定通貨が頼りないので間違いないでしょう。
法定通貨はどうでしょうか。通貨の価値そのものは国家が発行するもので価値そのものは国家の信用に基づいています。実は法定通貨はショートバイアス。刷りまくっていますので。ショートバイアス=インフレ気味ということです。数100年の歴史が示す事実でもありますね。
商品市場はニュートラルなはずですが、法定通貨がショートバイアスなのでインフレ方向に触れやすくロングバイアスとなっています。
以上は長期の考え方なので、日々のトレードには当てはまらないかもしれませんが、少し立ち止まってマクロ経済全体を眺めるのも今後の行動の参考になるかと思います。
私は、強力なロングバイアスとして、VIXインバースがあり、これのお陰で神経をすり減らさずに済んでいます。
難点はシステム売買化しようと考えても、「ちょっと難しい」ところが悲しいところ。
検索してもなかなか情報が出て来ず。まぁ、出てきても英語だと萎えてしまう…
今のところ、購入→アホールド→適度なところで売却し、利益確定→利益で運用。
う~ん、シンプル過ぎる
名捨て さん
おはようございます。コメントありがとうございます。
システム売買化のお手伝いをしたいところです。検索リンクも難解なところがあれば是非、コメントにでも貼って下さい!
ふと思いを巡らせたのですが、「下がっているものを持っているのはダメ」なんです。ロングスパンで考えて、減価しているものから増価しているものに移動するのは自然なのかもしれません。今、キャッシュが減価しています。。1〜1.5年周期くらいで考えて「安く買いたい、高く売りたい。」はご法度だと思われます。
資産移動とトレーディングは全く別物と考えています。
返信ありがとうございます。一応、時間は掛かりましたが、それなりに収穫は得ています。
その結果、
「アメリカの証券会社に口座を開いてまで取引しなくても良いかなぁ」が答えとなっています。
VIXインバースの場合、少しの調整であれば、売却した方が必ずしも良いと言い切れないこともあり、
そこが少し厄介なところでもあると…
了解しました!またお気軽にコメントお願いします!