グローバルに重要視される課題と2023年の暗号資産の投資戦略

1. 高齢化社会

日本における高齢化問題が挙げられます。わが国の65歳以上の人口は、70年前は5%未満でしたが現在は28.4%でした。介護問題という新たな問題も発生し、現役の中高年が高齢者の面倒を見なければならないというスタイルも見られます。他の問題として、経済成長率の低下、経済サイクルの停滞、将来不安による貯蓄の増加、新技術への関心の低さ、社会保障費などの医療費の負担が大きい、税金の引き下げができない等です。日本は高齢化先進国でありますが、世界の先進国でも同じような問題が起こると考えられています。

2. インフレーション

10月の消費者物価上昇率は3.6%増、40年ぶりの上昇率となりました。以前は、日本のインフレ圧力は弱く、緩和的な政策を維持する必要性が指摘されていました。日本は長い間デフレが続いていましたが、最近になって物価は上昇しました。

3. 規制

暗号資産取引所業界は銀行並みの規制が必要です。日本での規制はすでに厳しく、今以上に厳しくなることはないと考えられます。ここで、暗号資産に対する税法や資金決済法の改正により、ステーブルコインを受け入れようとする大きな流れがあります。

2023年の投資戦略

総括すると、2023年は、若い国から、例えばアフリカ諸国、南米、ベトナムやインドネシアからトークンの買い上げが始まるとみています。ADAのようなアフリカに集中したトークン、ヘルスケアを軸にSolve.care、ETHやBNBなどエコシステムを持っているトークンが強くなると考えます。各国が規制を強化することで、ステーブルコインに注目が集まるでしょう。その後、おそらく今年後半から来年にかけて強気相場が始まると予想しています。

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