良質なインプットがあってこそトレーディングシステムが輝くと思っているのですが、現在は価格だけで分析してもなかなかよいトレーディングシステムは開発できません。なので、効くファクターを入れてモデル化したり・・とかはクオンツ連中らはやっているわけで新しい手法ではありません。
出来高を入れたり、日柄を入れたりとこねくり回すとまたカーブフィッティング気味になってしまう懸念はありますが、やはり「効くファクターを入れてモデル化」というところの、効くファクターを選別するのは人間の仕事でありセンスに直結します。
今日書きたいことは、さて昔書いたことあるような・・・と思ってサーチしたら見つけました。小難しく書いていますが、今思っていることが大体書かれています。
例えば、為替の値動きについて金利が効くというのはほとんどの人が想像できるわけで、では少し趣向をこらしてFF先物金利−政策金利はどうなのか、などの工夫が他のトレーダーとの差異性として生きてきます。そのセンスはマーケットに参戦してこそ磨かれるのであり、システムトレーダーはやはりシステムトレードだけに頼ることなく、実売買と並行しながらマーケットに挑むべきです。
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