確実に負ける方法というのは存在していて、当ブログでも紹介しています。
今回のお話は、確実ではないけれど・・まあ、間違いなく負けることになるだろうなという方法です。実はこういう曖昧な側面が最もわかりにくいので、改善がおろそかになりがちです。劇的に変わるわけではないけれど・・、長期目線でこの部分を改善すれば良い方向に向かうのは間違いないというところです。はっきり病気だとわかれば対策は打てますが、なんだか調子が悪い、という生活習慣病や成人病は原因がはっきりできず、改善するのが最も難しいです。ですが、ちゃんと対策方法はありますので問題点を意識して真摯に向き合いましょう。
相場のプロというのは、このようなネガティブな側面を回避することに努めます。まあ、どんなプロでもそう。確実によくないだろうなということは絶対に回避します。イチロー選手のインターネットはしないというこだわりは極端かもしれませんが、プロスポーツ選手の健康や怪我への気配りは相当なもので、声優さんや歌手の喉へのいたわりも一般の人と比べても全く違います。プロトレーダーも然りです。(あ、自分に言い聞かせています。)
前置きが長くなって申し訳ないですが、結論から言うと相場の動きと売買タイミングが合っていない時があるということです。それは、各取引商品には最適の売買ターム(ポジション保有期間)があるということです。具体的には、FXについてはレバレッジが効くこともあって、状況によってスキャルピングからデイトレまでいけますが、日本株についてはスキャルピング(もしくは一部銘柄のデイトレ)は不向きであるという事実です。
対象商品がデイトレ向き、スイングトレード向き、長期投資向きであったとしても、マーケット環境によってはその最適な時間軸が変わる可能性があるということ。だから、プロはその値動きの変動性(=ボラティリティ)を見ています。基本的に激しく動くマーケットは激しくトレードをしてもよい。あまり動かない銘柄やレバレッジを効かせにくい商品(=個別株)ではやや長期でポジションを保有するなど、売買コストに見合った行動を起こすべきなのです。
なんか最近儲からないなーと感じた場合は変動性(=ボラティリティ)を見て下さい。以前とちょっと様子が異なることに気づくかもしれません。以上、本日のヒントでした!
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