1987年10月19日は世界同時株安が起こり、いわゆるブラックマンデーとして有名な日ですが、今後はこれを上回る騰落が起こらないとは限りません。否、むしろ現在の金融市場の拡がりから考えても、ブラックマンデーを超える騰落は十分に起こりうると考えてもよいと思います。
当時、ダウ平均株価の下落率は22.6%でした。日経平均株価は3,836.48円安(14.90%)、その後の反動で2037.32円高(9.30%)となっています。そこで、日経平均プロフィルより上昇記録、下落記録を調べてみました。上昇記録1位(リーマンショック後の反動)と下落記録3位(東日本大震災後)の例を挙げておきます。上昇記録、下落記録の上位に占めるのはざっと見た感じでは10月が多いようです。
1位 2008/10/14 9,447.57 14.15%
3位 2011/03/15 8,605.15 -10.55%
それでは、全てを勘案して上限を14.15%高、下限を22.6%安として現在の水準に当てはめてみましょう。このような値動きはどんな日でも十分に起こりうるということです。

補足で、2018年2月の水準。上昇は3113円、下落は4,972円。5000円下がるというのは流石に痺れますね。
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