世間では数億円儲かった人もざらにおり、一世を風靡するデイトレーダーも輩出されました。一方、プロフェッショナルサイドではそのような浮いた話が殆どないとは言いませんが、分析したつもりのサラリーマン・ファンドマネジャーや、亀のような売買行動でコストを垂れ流している機関投資家も存在します。では、アマチュアとプロフェッショナルはどちらの方が成績がよいのでしょうか?
答えは、プロフェッショナルの勝ちです。
確かな知識を持ち、丁寧に分析を心がけて目先の損益に目をくれず、大局を見据えることができるのはやはりプロフェッショナルです。一方、アマチュアの中には確かに利益を上げられる人はいるのですが、全体を含めるとどうしてもプロフェッショナルに勝つことはできません。無茶な売買を繰り返す人や勝負に打って出る人、全く勘違いをしている人がいますので全体の平均を押し下げています。
一方、プロフェッショナルはヘマをするようなことがないとは言いませんが少数派であり、コストを常に考慮し、アルファ獲得を目指しています。池の中の鯨に例えられることもありますが、それでも金融の先端を走っていることは事実です。プロフェッショナルがプロフェッショナルたるゆえんでもあります。
米国では、莫大な利益を上げるヘッジファンドがいるのでわかりやすいのですが、国内でも成功している自己売買ディーラーがいるという事実があることからも、アマチュア対プロフェッショナルはプロフェッショナルに軍配があがります。
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