トレーディング業界においてはAI(人工知能)が既に入ってきており、人間の力では太刀打ちできないと言われています。旧態依然のやり方をしているだけでは当然そのとおり、人間は勝てなくなるでしょう。しかしながら、AI(人工知能)を導入したからといって勝てるとは限らない。それがマーケットなのです。
結局はゼロサムゲームなので、勝つ者もいれば負ける者もいる。AI(人工知能)が得意なのはミスをしないことと、人間の力では到底気づくことのない細かい歪みを狙うことでしょう。逆に言うと、人間ができることは、小さなコストを気にせずに大きな波を捉えることなのかもしれません。
でも実はもうひとつ、人間が生き残る道があります。人間がそのままマーケットに参入すれば負けますが、人間がAI使いとなればまだまだ戦えます。例えれば、拳ひとつで戦う時代は終わり、今度はモビルスーツ(人間がパイロットとして搭乗する有人兵器)を駆使しての戦いに移行しているのです。モビルスーツを着て、無人ロボットの陣頭指揮を取るような時代になってきています。
既に投資銀行ではトレーダーという職種は存在しないと言ってもいいくらいで、どちらかというとトレーディングシステムのマネジャーみたいな職種が残っています。逆に言うと、機械を操れる人材は今後も重宝されるとも言えます。AI(人工知能)を乗りこなす気概を持って頑張っていきましょう!
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