【マーケット解説】 ゴールド暴落1,770ドル台、暗号資産のTITANがマイナス100%

2021年6月18日(金曜)寄稿 ⇒本稿の賞味期限は6月20日 13:00までです。

■金融市場の最大の関心事は欧米のインフレ、テーパリングが早期に繰り上げ!?
■暗号資産業界の最大の関心事は米中の規制

ゴールド暴落。1,770ドル台は5月前半の水準となる。シルバーやプラチナなど貴金属もそれぞれマイナス3%、マイナス4%と下げ幅が大きく、パラジウムに至っては前日比マイナス9.8%にまで下落幅が拡大した。米国10年債は1.51%だった。

原油は1%程度下落し、現在は70ドル台へ。為替はドル指数が上昇しているがドル以上に円高が進んでおり、ユーロは約1%大きく崩れている。オセアニア通貨も弱い。天然ガスも修正が入っているが、穀物の中では特にコーンが大きく値を下げた。

これら大幅な商品下落の背景は、中国の規制当局の動きもあり、中国が銅やアルミニウムなどの主要金属の埋蔵量を放出する計画を発表し物価上昇に歯止めを効かせようとしている動きが挙げられる。

[ソース] Trading View シカゴコーン先物日足

暗号資産市場は弱い。DeFi関連のTITANがマイナス100%となり、資金を失うトレーダーが続出した。TITANと関連するIRONも総崩れとなっている。この被害による影響から暗号資産系は、ほぼすべての上値が重くなっている。ビットコインは3万7千ドル台である。

【トレード妙味のある銘柄】
DAX、ナスダック100
NY原油、天然ガス
ビットコイン、イーサ
大豆


【マーケット解説について知ってもらいたいこと】
・プロトレーダーに焦点を当てた市況の解説
・金融市場を俯瞰しての暗号資産のポジショニング

提供する内容はこの2点で、以下のポイントを考慮して下さい。
これは自分自身で考えないといけません。

①材料が一過性のものなのか
②価格へのインパクトが継続するものなのか

当コンテンツの差異性:金融市場を俯瞰して暗号資産の市況解説をする
差異性とは他の市場解説やマーケット市況と当コンテンツとの違いになります。

※トレーダーは何をトレードしてもよいので、ホットかつ妙味のある商品を対象としてもよいし、暗号資産に妙味がなければ無視をしてもよい。

トレーダーとしての心構え

・「物事が起こってからの解説」は知るだけでよい。予測の力量はトレードの成績に直結しない
・「今、目の前で起きている」マーケットの動きは説明できない
・方向性がわからなくても儲けることは可能
・アナリスト/ストラテジストが「上がる」との説明に対して、戻りや調整局面の利用が可能
・初動は孤独であり、しかし大波には乗るべし

トレーダーは市場原理を知らなくても勝てる人は勝てる。トレードに直結しないマーケット解説や市場分析のみのレポートと当コンテンツとは趣旨が異なるはずですが、表面的には一般的な市況と変わらないのはやむなしと存じます。

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