運用者として

運用者として、外部の人から資金を預かって頂けないかとの申し出があることは大変うれしいことです(受ける受けないは別として)。大事な資産を預けるわけですから、運用スタイルはもちろん人格も判断基準を満たしているからこその申し出であり、まさに運用冥利に尽きるといってもいいでしょう。だからこそ相手のことを思いやり、不安を取り除きながらできる限りリターンを返したい、そのような気持ちにさせてくれます。

ヘッジファンドに限らず、ファンドという仕組みの誕生はこのような純粋なものだったのではないでしょうか。それがいつの間にか、投資家はカネを増やせと怒鳴り、運用者はカネを増やしますから任せろ的な話をし、運用資産を無限に膨らませようとしています。とにかく投資家の資金を集めようとするその姿勢は、金融業界でない人から批判されても当然です。

そもそもヘッジファンドの仕組みというのは成熟している、衰退産業だなどと言われていますが、私はそうは思っておらず、むしろ新しい仕組みを導入すべきは今で、まだまだ稚拙なものだと思っています。運用資産残高が多いファンドマネジャーが威張る傾向にありますが、実はそんなものは重要ではない。預けている投資家に安心を与えながらテクニカルに金銭的なリターンを返すというのがよき運用者だと理解しています。そのためにはきちんとした対話や、状況説明は大事でそのための仕事はいくらでもあります。コツコツ頑張っていきましょう。

 

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