買いシグナルの一致は怪しい

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長いことシステムトレードをやっていると、あるタイミングで買いのシグナルが一斉に出ることがあります。ストラテジーを分散させているはずなのに全てが買いのシグナル。なんとこれは将来を予測しているのではないか、勝つ確率がものすごく高いのではないかと考えてしまいます。

よし、これは勝負どころだと身構えては見たものの、結果はパッとせず。あれだけ買いを示していたのに・・・なぜ、となってしまうのですが、よく考えれば当然なのかもしれません。

我々は天気を予測しているわけではないのです。天気の精度はデータがあればあるほど当たる確率は高くなります。時間が短ければ短いほど、観測地点が近ければ近いほどそうでしょう。

相場は違います。単純な相場、誰もが儲けられそうな相場であればあるほど誰かが儲けようとしています。結果的にパイが少なくなり分け前が減ってしまいます。我々が相場を動かしてしまっているからです。

実売買をしないのであれば、相場を当てるということは難しくないのです。でもみんな実売買をしているからこそ歪みが生じ、当てるのが困難なのです。例えば経済指標を例に取りましょう。経済指標を当てることは実は難しくありません。なぜならば予想によって経済指標を歪ませることはないからです。天気の予測と同じだからです。

結論からすると、一斉の買いシグナルというのは疑ったほうがいい。そんなに甘くないということです。(売りも然り。)

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