いよいよ年末に差し掛かり多くの投資家は税金対策を施すようになりますが、やはり12月になって慌てて売買調整をするよりは11月の早いうちに動いて、他の投資家より抜きんでいたいものです。一般的に、1月効果というアノマリーが存在しますから、これを機に自己のポートフォリオをうまく調整すれば、よい方向でアノマリーも利用できるかもしれません。
参考ブログ:日経平均株価の年間推移(シンプル化)
参考ブログ:最近4年の一月効果
税金対策は、含み損のある株式を確定し実現損を計上することで、実現損益を減らす動きが一般にみられます。実現損益は繰越しをすることもできますから、儲かっていない株は売られます。1月効果アノマリーについての、その後の上昇の理由ははっきりとしていませんが、一旦ポジションを落としたことにより手元にキャッシュが入ることにより、再分析することでよい銘柄に資金が回ることや、1月に新たな気持ちで買いを入れる投資家が多いことが原因ではないかと言われています。
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