相関係数1とヘッジの幻想

以下の図は先週までの日経平均終値(ブルーライン)と架空のヘッジ銘柄(レッドライン)です。二つは明らかに違うチャートですが、相関係数は1となり完全に値動きがリンクしていることを示しています。事実、架空のヘッジ銘柄は前日比の2倍を加減することで算出しておりますが、図によって相関係数というのは値動きの関係を示す指標であって程度を示すものではないということが言えます。ですから、仮に何かの銘柄をヘッジするあるいはペアトレーディングを行う上で、相関が高い銘柄をピックアップするととんでもない誤解が生まれるので注意が必要です。

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2 件のコメント

  • お久しぶりです。

    共分散の問題点をクリアする意味で相関係数が出てきたので、ヘッジ銘柄として2倍しても加算しても減算しても、
    相関係数は変化はしないということですよね?

    確かに単純に差で行うととんでも無いことになりますね。

  • サルサさん

    お久しぶりです。相関だけでヘッジすることはないと思うのですが、大きな勘違いとしてやってしまう可能性もあるかと思いまして今回取り上げてみました。相関は奥が深くてやりがいがあると思います。

  • システムおぢさん にコメントする コメントをキャンセル

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