研究者の研究スタイルと対比して、システムトレーダーのシステム開発スタイルについての注記です。
1. まずイシューありき
issue: 意味=問題(点)、論点、争点、課題、議題 (英語辞典スペースアルクより)
トレーディングシステム構想のタイトルを簡潔に言えること。動機付けであり、かつ明確でなければならない。間違いなく重要ですね。
2. 仮説ドリブン
どのエントリーで、どのエグジットであるべきか。図で書けること、デザイニングされていることですね。頭の中で既にシステムが出来上がっているレベルまでいけば、かなり早いです。
3. アウトプットドリブン
潰していくことです。上記、デザインされたトレーディングに対して反論を投げかけていきます。システムの場合はストレス・テストを行うことに近いかもしれないです。これは、実戦でも見ることができますが、できることならばシミュレーションの段階で克服したい部分です。
4. メッセージドリブン
流れ、ワークフロー。美しいトレーディングの流れとなることですね。システムが実行されるにしたがい、ここで売るのか、ここで買うのかと感心するくらい小気味よく執行されていくのがいいシステムだと思います。
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