無リスク金利とトレーディング

先物トレーディングシステム稼働の一つの目安として、無リスク金利分を稼げるかどうかでその運用の是非を判断する方法があります。例えば、日経225先物の場合、証拠金が27万円、取引総額が10250×1000倍の1025万円となります。無リスク金利が日本の場合に長期国債利回り(%)1.215%とすると、取引総額から計算すると単純に12.5万円は儲からないと賢く運用したとは言えません。(先物の特徴として、証拠金は別として金利は考慮しなくてよいという考えもありますが、これはあくまでストラテジーの優劣を判断する材料とします。)

実際、レバレッジがかかっていますので27万円で12.5万円儲けることができれば、賢い運用をしたと言えなくもないですが、動かしているお金は1025万円であり、当然のことながら損益のブレもありますから、やはり1枚当たり最低12.5万円は儲けられるようなストラテジーを採用するべきです。裏を返せば、日経225先物のトレードをして年間10万円儲かったという話は、まだまだ足りない利益だという認識です。

現在、低金利時代ですのでハードルが低く感じられますが、ハードル・レートが5~6%となった場合には、より収益性の高いトレーディング・システムの稼働が求められるというのが根本的な考えです。

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