東証一部売買代金が先週末に7,755億円と約10カ月ぶりの低水準となっている様子です。売買代金は投資センチメントに影響しますので、これは株離れが顕著であるということが言えそうです。感覚的には売買代金は株価と相関を持つ、つまり株が上がれば株投資をしたい人が増え、結果的に売買代金は増えるという図式が成り立ちますから、逆に売買代金が低水準だということは株価が低迷しているということが明白です。景気というのは気分に左右されますが、今の時点では景気回復局面とは到底言えないということでしょう。このような閑散相場、膠着相場に耐えるのもトレーダーとしてよい経験になるものです。チャンスはいつも来るとは言えず、我慢の時期がほとんどだということです。以下は前月までの売買代金グラフです。

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