日中時間分析 東京時間の為替相場を軸に

東京の為替市場は実需相場と言われています。日本は、今もなお経済大国としての地位は確かであり、為替決済に関するポジション(ドル買い)が朝方に発生します。時間は8:50〜10:00(9:55に仲値決済)。投機玉もありますので単純に上がるとは言えないですが、この時間帯は参加者も多く、トレードのしがいがあるというものです。逆に言うとこの時間を外してのトレーディングは考えられません。

8:50〜9:00 国内の経済指標発表があり、株式市場のオープンを待つ時間帯です。

9:00〜9:10 株式市場オープン。為替も激しく動きます。株価指数が算出され、それに応じて機械的な売買も入ります。株式の特別気配の更新が3分毎です。よほどのことがない限りは9:09にほとんどの銘柄が寄り付き、そして株価指数も実勢に近いものになります。米国市場が大きく動いた場合は適正価格の模索をしている参加者もいますので注意が必要です。スキャルピングトレーダーはこの時間帯が稼ぎ時です。

9:10〜9:20 朝の価格を材料に、日中ベース(引けまで)のセミプロトレーダーや朝ミーティングを終えた機関投資家が参入します。方向性を重視していますので、パターン分析などもよいかもしれません。9:15の価格を見て参入すると決めているトレーダーもいるかもしれません。

9:20〜9:30 オーストラリア指標が発表される時もあります。ここで反転する動きも見られますし、朝のトレンドがそのまま続くこともあります。

9:30〜9:53 値動きを伴いますが朝にしては比較的穏やかな動きとなります。機関投資家の株式売買が行われる可能性もあります。 

10時以降は、中国・香港市場オープンやアジアの経済指標発表等で15分刻みくらいで特徴が見られますが、それも11時ちょうどくらいまでで、イベントがある日を除いてトレードを控えると決めてもいいかもしれません。

例えば5分足チャートは5分一定でチャートを区切りますが、可変の時間帯で区切って特徴をみるといった「不定時系列チャート」も斬新な発想でよいかもしれません。

※盛り上げていきたいと思っていますので、よろしければお気軽にコメント下さい!

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