朝着ていく服は何にしようか。と考えることで脳のリソースを使ってしまい、脳が疲れてしまうことがあるようです。なので重要な意思決定をすべき経営者は、それらのシチュエーションを極力減らすことで良質な判断が下せるとのことです。例えば、いつもお決まりのスーツを着るといったようにするみたいですね。
トレーディングとは意思決定の連続です。様々な材料を下に、売買or何もしないを決断し、その結果をリアルタイムで見ることによって更なる決断が迫られます。マーケットモニタリングと実売買の違いはこのプレッシャーであるといっても過言ではないでしょう。この訓練なしではトレーダーとしての成功はないと言ってもいいくらいで、そのための実戦訓練が必要です。
システムトレードはリアルタイムでの意思決定を極限に減らしたトレード行為です。うまく活用すべきツールであることは間違いないですが、あまりに頼りすぎると脳停止状態となりますので、やはり相応の負荷を脳に与えて日々改良に向かうべきと考えます。裁量トレーダーとはまた違った戦略となります。
とはいっても、また新たなテーマが浮き彫りとなりました。「脳のリソースを温存する」「脳に良い刺激を与える」は、全く反対のことを言っていますね。脳は使えば使うほどよいのですが、決まりきったことや当たり前のこと、しょうもないことについては使う必要がないという意味だと思われます。雑事は自動化、ルーチン化しクリエイティブなことにリソースを集中させましょう!今、皆様の脳に悪影響を与えているのは何でしょうか?取り除ければ万事OKですが、難しそうであれば受け流したりかわしたりしてみましょう。それでは!
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