正式なデータはないので断言できないのですが、トレーダーと年齢の関係について少し噛み砕いてみたいと思います。若いころは激しくデイトレードをしていても、年をとるとポジション保有期間が長くなりがちになるということが一般的に見られます。つまり、トレーディングの頻度と年齢は反比例の関係にあると言えそうです。この根拠としては、年齢による判断力の低下、損失による精神的な苦痛からの解放、ギャンブル的な興奮からの逸脱等があるため自然とそのような流れになるのではないかということが考えられます。
イメージとしては、初老の紳士がPCモニターにかじりついてガリガリとキーボードを叩く姿と、破れジーパンで上半身裸の若者がバフェット顔負けの長期投資をしているという姿は想像できず、やはり初老紳士は幅広い視野を持っての投資を行い、茶髪イケメンの若者がYahoo掲示板を見ながら素早くクリックを繰り返しているというのが自然に思い浮かぶことでしょう。短期投資は判断力や瞬発力が求められるのに対して、長期投資は経験や知識が問われるので、トレーディングの頻度と年齢は反比例の関係にあるというのはあながち見当違いではないはずです。
コメントを残す