昼間お仕事をされている方が株式投資をはじめようと考えた場合、資産運用という観点で「就職投資法」が最適ではないかと思います。これは、就職したいと思う会社の株をある程度まとめて買い、自分の定年時期まで持つという理論です。株の乱高下があったとしても、定年までは給与もしくは事業収入としての定期収入が入ってくるわけですし、資産のインパクトはそれでカバーできるはずです。そして、若いときから続けることで最終的に分散化されたポートフォリオができあがるわけです。ただし、株に投資する額はあくまで余剰資金のみに抑えておかないといけませんし、途中で売買を行うのはコスト・税金面から考えてもったいないですので極力控えるようにします。
売買のタイミングは?と言いますと、転職を考える時期です。転職の動機は人それぞれですが、決意するときというのはその会社に愛想を尽かしたときと言えると思います。そういうときが売るタイミングであると考えましょう。
株が上がっているときはどうでしょうか?業績が上がっていて給料が増えているときに仕事を辞めたくなる人はいないですよね。仕事が増えすぎてどうしようもなくなったとか、体を壊したとかで辞めることもあるでしょうが、基本的に好調なときは転職しないと思います。こういうときはずっと持ち続ければいいわけです。それでも更に有利な転職先を見つけたときや興味が変わったときは転職ということで、これらの大義名分が株の売買を行う動機となるわけです。
この「就職投資法」は、ウォーレン・バフェットの投資哲学に少し似ている面もあり、案外的を外していないのではないかと思います。この就職投資法ですが一番のメリットはわかりやすさだと思います。株のことなんて全然知らなくても売買できてしまうことで超主観的投資と言ってもいいかもしれません。想像してみて下さい。自分が建築士であったならばどこに就職するのか。エンジニアであれば、弁護士であれば、と理想の職業を思い浮かべるわけです。そして次に会社をリサーチするわけです。大手企業に勤めて安定を維持しブランド名・ステータスを確保するか、外資系やベンチャー企業で一攫千金を狙うか、これだけでも個人の性格が出てきますので個性的なポートフォリオが構築されることとなるでしょう。就職を前提とするわけですので、企業理念や将来の展望を重視するであろうし、どこに支店があるのか、グローバル企業なのかというのも目安になるかと思います。
ここで重要なのは自分の能力評価(スキル)です。現実世界であれば、専門的な分野で就職を果たすのに多大な勉強をしなくてはいけませんし、学歴、経験で就職できないということもあるわけですが、こういった考えは投資世界では必要ありません。いわば、全能の就職希望者として企業を吟味できるわけです。ですから、広い視野を持って将来像を描いた方がいいでしょう。何も国内だけに限らず、外国の企業を考えてもいいわけです。逆に地元の企業を探すのもいいですね。幅広い視野が分散化を助けることにもなります。仮に失敗しても自分の会社が倒産するよりはマシだというくらいに楽観的に考えるのもいいかもしれません。自分の就職先が倒産するという状況は、株で失敗するよりも悲惨なことです。
以上は株のことが全然わからない初心者でもわかりやすく、そして株のプロであったとしても長期的な視野を保てる「就職投資法」(適当投資法)の説明でした。株のことなんて全然知らなくていいと書きましたが、就職希望者として、最近の株価は?企業の純利益推移は?という最低限のリサーチが必要になってくることも心に留めておきましょう。








おもしろいですね。
外国企業への就職も、言語の壁を乗り越えてできますしね。
しかも、採用決定権は我々の側にあるということでw
すばらしいです!