昨日、相場の判断材料はチャートだけじゃないだろう。頭を使えばどんなことだって可能だろうということで、マーケットを創る(胴元になる)ということまで考えてもいいという話で締めくくりました。
胴元になるというのはひとまず置いておいて、売買の癖がわかれば絶対に儲かります。例えば、機関投資家のミーティングが朝10時に終わり、そこで売買決定が下されるとします。部下であるトレーダーは仕事を早く終わらせたいため、すぐに売買したいとします。買いであれば断続的に買い注文を出すことで、相場が上方向に動きそれが日中のトレンドとなるのです。マーケットは売買がなければ動かないのです。その行動を検知すれば、10時過ぎにその注文に紛れ込むように買いを忍ばせ、機関投資家の売買行動が終わった時点で売り抜ければ勝てるということです。ただしこれらを一つ一つ探るのは難しいというか不可能なので、テクニカル分析で売買軌跡だけを材料に確率的な勝負をしているだけなんです。トレンドに乗るというのはそういうことなんです。これが日中ブレイクアウトの理論です。
また、人間の心理に乗るというのも収益源泉となります。機関投資家のミーティングほど明確ではありませんが、売買開始の乱高下やバブルなどは売買の癖といってもいいでしょう。ただし人間の心理は不変ですが時間や水準は明確ではありません。一方、機関投資家のミーティングは明確ですが、それこそミーティング時間が変わればお終いです。
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