直近7年の商品先物の年間出来高を表示しています。金(標準)のみ出来高水準が違いますので右軸の数値を基準としています。直近7年では明らかに出来高減少トレンドですが、やや下げ止まった感が見られます。ガソリンはピークが2003年で、その後は激しいダウントレンドが続きましたが、それも一服している様子です。過去2年で金の出来高が持ち直しつつあり、今年はどうなるか注目するべきポイントです。
昨年は米国デフォルト懸念や欧州債務危機でリーマンショック後の商品高に歯止めがかかった様子でしたが、緊張が和らぐと更に世界的に商品高が始まるかもしれませんので警戒が必要です。商品先物は長期的な投資としては限月交代からのロールオーバーがあることによりやや不向きだと言えますが、商品ETFや資源株に投資することで商品へのエクスポージャを取ることが可能です。
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