両建てのメリット

両建てのメリットは、「相場と逆行したときに確定損失を出さずに一旦固定できること」というのが一般にありますが、熟練したトレーダーにとってこの行為はメリットとは言えません。むしろ証拠金(保証金)を多く使うことになりますのでデメリットであると言えるでしょう。

「相場と逆行したときに確定損失を出さずに一旦固定できること」がメリットと感じているうちはまだまだ初心者の域を出ていないと言わざるを得ません。

両建てに関して、初心者の域を脱する方法を3つお教えします。

1、まず含み損は損失以外の何者でもありません。確かに相場は変動し損益は上下しますが、長期では一方向に向かう性質にあると考えます。損失を確定することで一旦考えがリセットされ、新しい相場戦略を練ることができます。ドテン(途転)がうまくいくことは十分に考えられるのです。

2、損失を確定することをよしとしましょう。確定損失は確定利益を押し下げます。この意味は、決算後に支払うべき税金の額を押し下げます。支払うべき税金がないのはそもそも根底からの問題となりますが、ここの読者にはそういう方はいないはずです。(笑)

3、今度は含み益を固定するテクニックをご紹介します。これは2番目の続きになるのですが、含み益があるということはその分の税金を支払わずに済むということです。幸い、日本では確定損益のみが課税対象となっており、含み損益には税金がかかりません。年越えの含み益は確定せずに両建てすることで相場変動に左右されずに利益分の確保が可能となります。つまりは利益分の税金パーセンテージ(商品によるが20%~)の支払いを繰り延べることができるのです。住んでいる場所にもよりますが、海外居住の方には使えないテクニックです。

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