レンジブレイクとダマシの判定

レンジブレイクの判定は難しいです。純粋なレンジブレイクであればブレイクした瞬間にトレンドが発生するもので、そのレベルに二度と戻ることはありません。つまり戻りを試すこともないために、仮に戻りを待ち受ける指値等のエントリーであればその機会を失ってしまいます。ですから、ブレイクした瞬間に発動するストップオーダーが望ましいという結論に達します。しかし、ダマシであれば、ブレイクしたのも束の間ですぐに価格は押し戻されて含み損を抱えることになります。このような特徴があるため、エントリーをしてしばらくした後に含み益があればそのままポジション保有を継続、含み損であればその値段で損切りという条件を加えると成績が向上するシステムもありますので、一度参考にしてみて下さい。

1 個のコメント

  • なるほど。
    一定時間後の含み損益で判定するんですね。
    違う言い方をすると、なかなかブレイクラインに再タッチしなければホールドで、すぐに戻ってきたら切るんですね。
    おもしろい考えですね。

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