リスクマネジメントは悲観主義者に向いているのとのことですが、リスクマネジメントの極意というのは悲観的な想定を限りなく行い、万全な想定を行った結果、楽観的になれるというものです。
そういう意味では、日本人は基本的に常に悲観的であるが、悲観的主義者であるがゆえに、最悪のシナリオを考える際に思考停止に陥り、悪い意味での楽観的シナリオ(甘いシナリオ)を想定してしまうという性格を持っているようです。リスクマネジメントというのは、実は苦手なジャンルなのかもしれません。
ちなみに相場に関して言えば、楽観的見方が悲観相場を押し潰す(悲観相場にならない)といったことが見られるのも特に米国市場で見られるような気がします。
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