日本に比較的なじみが薄いラッセル2000指数を紹介いたします。アメリカの代表的マイナー銘柄指数のラッセル2000指数はアメリカの小型株指数で、そのミニラッセル2000先物は、出来高は申し分なく、デイトレード対象銘柄としても脚光を浴びています。(e-miniはChicago Mercantile Exchangeの商標なので、ラッセル2000についてはe-miniとは言わない。)以前はNYBOTで取引されていましたが、2007年8月17日にICE(IntercontinentalExchange)で取引されるようになりました。
取引単位は100倍で、直近価格が650前後となっています。最小値幅が0.1ということですから、10ドルの値幅額となります。ラッセル2000指数の、最近3カ月のレンジの中央値は13ポイント程で、実体の中央値は7ポイントくらいです。ということは一日で5~10万円ほどの値動きです。過去の一日の出来高は16万枚程度でしたが、8月は乱高下も激しく一日平均30万枚弱と結構出来ていますのでかなり流動性はあるほうです。
夏時間の場合、日本時間の朝9時(月曜日は朝7時)から取引が開始されます。取引終了は翌朝の7時ですので、ほぼ24時間の取引が可能です。日本の昼はアメリカでいうところの夜間取引になりますので、出来高はそれほど多くありません。当初証拠金は、一枚あたり40万円はするようです。
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