マルチンゲールとランダムウォーク理論

確率過程の性質の一つであるマルチンゲールモデルは、期待値が現在の価格と同じ値になるというものです。つまり、明日の価格を予測するのに最も近い数字は今日の価格であるということを意味します。ただし、価格変化は独立事象だということを示しているわけではなく、あくまで価格変化については相関がないという前提条件を持っています。

一方、ランダムウォークモデルは、マルチンゲールモデルの拡張型として金融市場の株価変動等を説明するモデルとして使われ、経済環境が変わらない状況下ではリターンを得ることが出来ないということを示唆しています。

効率的市場仮説についてはランダムウォークモデルが成り立つことが前提条件とはなっていません。ランダムウォークでなくても、過去の情報を用いたテクニカルトレード手法のリターンがバイアンドホールド手法のリターンを上回らない限り、その市場は効率的であるといえると、経済学者のファーマは述べています。

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