このような損益曲線のオリジナルシステムがあると仮定します。
損益 1,737,000
最大ドローダウン 419,000
損益/最大ドローダウン 4.15
いくらか儲かった時点で枚数を増やすと仮定します。いわゆるマネーマネジメントの検証を行うわけですが、この曲線そのものは右肩上がりですので枚数を増やせば増やすほど(長期的には)利益は上がるということに注意してください。実際のトレードはこれから先、右肩上がりの曲線を描くとは限りません。また便宜上(計算が大変なことになるので)、損失を被っても枚数を減らしていません。
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ケース0
200万円毎に、儲かれば枚数を1枚増やして2枚で運用する。
(200万円に到達したことがないので、オリジナルと同じ。)
損益 1,737,000
最大ドローダウン 419,000
損益/最大ドローダウン 4.15
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ケース1
150万円毎に、儲かれば枚数を1枚増やして2枚で運用する。
損益 1,863,000
最大ドローダウン 468,000
損益/最大ドローダウン 3.98
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ケース2
100万円毎に、儲かれば枚数を1枚増やして2枚で運用する。
(200万円になれば枚数を3枚で運用。)
損益 2,024,000
最大ドローダウン 1,182,000
損益/最大ドローダウン 1.71
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ケース3
50万円毎に、儲かれば枚数を1枚増やして2枚で運用する。
(100万円になれば枚数を3枚で運用。)
損益 2,136,000
最大ドローダウン 5,670,000
損益/最大ドローダウン 0.38
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ケース4
40万円毎に、儲かれば枚数を1枚増やして2枚で運用する。
(80万円になれば枚数を3枚で運用。120万円になれば枚数を4枚で運用。)
損益 1,749,000
最大ドローダウン 16,958,000
損益/最大ドローダウン 0.10
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頭の中で・・・
まさかこんなイメージをもっていませんでしたか?損益のブレがありますのでイメージのようにうまくいきません。枚数が増えると直近のパフォーマンスの影響がどうしても大きくなりますので、枚数を増やすペースが早すぎるというのは負けてしまう原因となります。
ケース4では、オプティマルfよりもかなり大きくかけているのでしょうか?