システムトレーダーは、過去データやバックテスト成績ファイル等の重要なデータを保存しておかなくてはいけません。これらのファイルが重要なのは当然でバックアップすることを忘れないものですが、案外忘れがちなのがメールやチャットなどのコミュニケーションツールのデータとソフトウェアのバックアップデータです。いわゆるログデータは履歴に残るような形でPCに自動的に保存されますので、バックアップし忘れてしまう原因となります。まず、ローカルに保存されるファイルをバックアップします。
7/Vistaの場合
User→(ユーザー名)→Documents、Pictures
User→(ユーザー名)→Desktop
XPの場合
Documents and Settings→(ユーザー名)→My Documents
Documents and Settings→(ユーザー名)→デスクトップ
また、テンプレートやデータ、バックアップファイル、メッセンジャーの履歴が残されている場合がありますので、各メールソフト(Windows Liveメール、Outlook Express、Microsoft Outlook、Windows Mail、Mozilla Thunderbird等)のアドレス帳やメール本文のデータを保存します。ソフトウェアに関しては、Program Filesの中の該当フォルダの中にデータ保存用フォルダが存在する可能性がありますのでチェックします。これ以外にも、丸ごとバックアップやミラーリングを用いて障害に対応します。
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