8月になり、夏も本格化してきたように思います。お盆も近づいてきたことですし、お休みを取られる方も多いのではないでしょうか。
さて、お休み期間中のポジションや売買についてですが、私の考えでは全てをニュートラルにする必要はないとしています。むしろ機会損失のほうが悔しいので、ある程度のマーケットに対するエクスポージャーは取っておきたいところです。
調整すべきは自己規律とリスクです。
例えばビーチでマーケットを確認した際に、意図せず大変なことになっていればそのまま損切り発注、マーケットが戻れば悔しい思いをしますし、うまくいけばやれやれと安堵のため息からちょっと有利な場所でエントリーできるのでまたポチッと押してしまいます。ポジションを持っていなくても、ちらっとマーケットを見て極端に動いていれば逆張りエントリーしてしまいそうですし、あるいは時間を持て余した時にさっとエントリーしてしまうことだってあります。
今はスマホで簡単にトレードできますから、逆にバケーションと仕事モードでの垣根はなくなっています。肝に銘じておくことは、バケーション前に既に勝負は終えているということです。我々はシステムトレーダーなので、マーケットの動きに反応的になってはいけません。これまで自動売買で実行しているトレードシステムがあれば、そのまま継続すべきですし、ポジション配分についても休暇という個人的なことで戦略を左右されてはいけないはずです。
通常通りやるべきかというところはそうではなく、お休みは思う存分楽しみたいものです。なので、ポジションを持っていれば許容範囲まで減らしたり、自動売買システムがあれば枚数を減らすなど工夫をしてみましょう。ただ、極端な話これは個人のリスク許容度によりますので、通常通りで心理的ストレスがないのであればそれでいいと思います。
バケーションは楽しめない、しかも結局損をするということだけは避けたいところですね。
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