アメリカのナスダック100指数先物ミニ(E-mini NASDAQ-100 Futures)を紹介します。日中でもよく動くのでデイトレード対象銘柄です。数値が少し違うことでお気づきの方もいることかと思いますが、よくニュースに登場するナスダック総合指数とは少し構成銘柄が異なります。組み込まれている株数が総合指数だと5000種類ほどなのに対して、先物の方は100種類となります。
イーミニナスダック100先物はシカゴマーカンタイル取引所のグローベックス(Globex)で電子取引されており、出来高が20万~30万枚ほどで流動性に関しては全く問題ありません。取引所で定められた証拠金は3500ドルで、維持証拠金は2800ドルとなっていますので一般の若いサラリーマンでも手の届く額だと思います。取引単位はIndex×20ドルで直近価格が2333.00であることから、約定総額は$46,660ドルとなり、大体13.3倍ほどのレバレッジとなります。
最小値幅は0.25ポイントでありワンティック5ドルということになりますから、ディスカウントブローカーならワンティックだけで多少の利益が出ます。取引時間はシカゴ時間15:30から15:15のほぼ24時間体制で、夏時間時期には日本時間の5:30から5:15、冬時間時期には日本時間の6:30から6:15が取引可能となります。夜間取引時には若干Ask-Bidスプレッドが広がりますが、ニュースに応じて動く可能性がありますので注意して下さい。経験ベースですが、夜間の米国先物が日本の株価に影響を与えているような気もしています。
レギュラーセッションの開始はシカゴ時間8:30(夏時間時期日本時間22:30)で、この時間帯から顕著に板の厚みが増します。なお、冬の間は、シカゴ時間8:30 = 日本時間23:30 となります。
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