トレーダーの行く末(ゴール)

トレーディング収益が上がってくれば、自分でファンドでも立ち上げて運用するかという気になるかもしれませんが、現実はそう簡単ではありません。手続き等の話ではなく、収益を上げ続けられるかどうかという根本的なビジネスモデルの部分の話です。

まず、アクティブリターンを獲得し続けるほどの能力が備わっているか自問自答するべきです。マーケットの特性として、大した能力がなくてもある程度勝ち続ける場合があります。ナシーム・ニコラス・タレブ曰く、まぐれで儲かるとそれを実力と勘違いしてしまう傾向が人間にはあり、うまくいっている時は何でもできると錯覚してしまうのですが、それは危険な思い込みでもありますので自重すべきところです。私が思うところ、アクティブリターンを獲得できる人は多くいるのですが、アクティブリターンを獲得し続けることが出来る人は滅多にいません。

次に、ファンド形態が果たして自分に合っているのか自問自答することです。ファンド運用というのは、顧客の資金を預かることであり、そのためには顧客サービスの一環として様々なマネジメントをしなくてはいけません。ファンド運用を始めて運用に専念できなくなったという話もよくあることですので、その状態でアクティブリターン獲得を継続できるのかどうかがファンド運用成功のキーポイントとなります。

以上はファンド運用を目指すのが前提の話でしたが、ファンド運用に拘らず大口投資家(大口トレーダー)としての道を目指すのも一種の選択肢となります。

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