システムトレーダーは相場がお下手

今日から11月です。今週はFOMCもありますし雇用統計もあります。ビットコインは高値を更新し、仮想通貨やブロックチェーンの話題はメディアに露出してきています。大四次産業革命となるのでしょうか。また、ITバブル、土地バブルと続き仮想通貨バブルとなるのでしょうか。しっかりと見極めていきたいと思います。

さて、システムトレーダーはトレードが下手です。相場を読むのが下手なのでしょうか。下手だからこそシステム売買に頼るというのもありますが、その理由としていくつか思い当たる節がありますので4点挙げてみたいと思います。

・過去の統計的なタイミングは理解しているものの、行動が市場に対して反応的である。

データマイニングから過去の特徴というのはなんとなく理解しているのですが、その特徴がわかっているからこそ、その情報を元に相場に反応してしまい、結局振り回されるだけで終わる。

・継続的な行動ができない。

システム化すればいいやと単純化して考えてしまう一方で、自分自身の行動をルーチン化することができない。従って、相場の癖を見る前に戦線離脱してしまう。システム化すればいいや、ということなのですがそのシステム化がまた面倒くさくて、そのまま放置してしまうということはよくあります。

・過去のパターンがそのまま再現されると思ってしまう。

私はもうこの考えからは卒業して、だからこそ未来思考のシステムトレーダーということでこのブログを書き続けているわけですが、やはりこの過去リピートの考え方というのは根強いものがあります。ある程度再現性がある(そこに賭けているのがシステムトレーダー!)とはいえ、全てを委ねることはよくないですね。

・相場は予測できないと思ってしまっているから。

予測は難しいですが、できないことはないと信じることです。今ある情報を元にベストな解を導き出す。この姿勢が大事なように思われます。未来の予測をあきらめることと、未来予測を出来る限りの情報を使ってつかもうとしているトレーダーとでは差がつくのは当然です。私は、数年前まであきらめモードのほうでしたが、その考え方は変えています。

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