エントリーでのトレーリングストップ

トレーリングストップ(利益追従型逆指値注文)とは、例えば買いの場合でわかりやすく言うと、【値幅を事前に決めて、エントリー後の新高値を更新するとともにストップオーダーを切り上げていく】という注文方法を意味します。値段が上がっていけば、そのままポジションを継続することで利益が増幅されることとなり、逆に行けば手仕舞いとなり、その手仕舞いポイントがエントリーポイントより高ければ利益を確保できるという理にかなった注文方法です。しかしながら、手仕舞いポイントがエントリーポイントを超えることはなかなか難しいこともあり、勝率とのトレードオフを抱えることだけは注釈しておきます。ブローカーでトレーリングストップを採用していない場合は手動で発注することとなり、ストップオーダーの変更が面倒なものとなりますが、最近では証券会社でもトレーリングストップを採用しているところが多いようです。上級者の方は、トレーリングストップをエントリーの方で試してみてください。そこそこ良いパフォーマンスが得られます。

3 件のコメント

  • すみません。質問させてください。
    利食いのトレーリングストップはわかるのですが、エントリーの方がよくわかりません。
    エントリーのトレーリングストップ(TS)とは、元々のエントリーサインが出たときには見送って、ドローを始めてからTSでエントリーするということなのでしょうか?
    プルバックでポジションを持つということでしょうか?
    買いエントリーの場合、高値に逆指し値買いでTSしていくということでしょうか?
    お時間のあるときに教えてください。

  • saru999様

    コメントありがとうございます。エントリーのトレーリングストップとは、プルバックでポジションを持つということと同じ意味で、買いエントリーの場合は安値についていきますが、その戻りを狙って逆指し値買いを置くことです。少し一定幅を見た方がよいです。

    こちらも合わせて参考にどうぞ。

  • 解説ありがとうございます。
    教わった過去記事を見ると、買いエントリー・プルバック時に、おしめの買いと、逆指し値上抜け買いと両方があるんですね。
    勉強になりました(嬉
    お礼申し上げます。

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