ウィキペディアのテクニカル分析ページを読んでみました。数年前と違って大分洗練された印象で、全く違和感ありませんでした。ついでにシステムトレードのリンクにも飛びましたが、これも確かにその通りというところで、流石ウィキペディアと言ったところです。徐々に徐々に手を加えられて修正されていったのでしょう。川に流された岩が砕けて丸い小石になっていくイメージですね。
さて、英語版も読んでみましたが、これがまた日本語版と内容が全然違い面白かったです。英語版の翻訳が日本語版ではないというところで、同じ用語でも各国の感じ方の違いがわかるのもいいですね。他の言語でもそれぞれ異なる定義や意味があるのかもしれません。
テクニカル分析での図解、分解でその切り口を見出すことがシステムトレードの醍醐味と言えるでしょう。「完璧に取引市場を予測しうるものは、現在存在していないし、将来に渡って完璧なものは存在しない。」というのはまさにその通りで、仮に短期で完璧なものがあったとしても、あからさまであればあるほどすぐに修正されますし、そのような穴を見つけ続けることは大変難しいです。
システムトレーダーにとっては、マーケットの癖(長期の構造的なアノマリー)に賭けることが一番楽かもしれません。
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